COLUMN住宅の耐震化

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2020-06-16

巨大地震の危険性

 -南海トラフ地震-

南海トラフとは、静岡から四国にかけての太平洋側に存在する

深さ4,000m級の溝状の地形のことを言います。

ここでは、過去に100~150年の周期でマグニチュード8クラスの

地震が発生してきました。

前回の地震発生から74年経過しており、今後30年以内の発生確率は

70~80%と言われいます。

香川県の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れが発生すると予測

されています。

東かがわ市などの一部の地域では震度7の非常に強い揺れが

発生することが予測されております。

また東日本地震より震源地が陸に近く、被害が大きくなる可能性があります。

 

日本に暮らす限り、地震から逃れる事はできません!!

日本の国土面積は世界の0.25%ですが、

世界のM6以上の地震の約20%が日本で発生しています。

 

 

住宅の耐震改修の必要性って?

平成28年に発生した熊本地震では、住宅に甚大な被害が出ました。

熊本地震では、建てられた時期によって、木造住宅の被害状況が異なり、

昭和56年5月以前に建てられた住宅、いわゆる旧耐震基準法で建てられた

住宅の多くが倒壊や大破となっていました。

よく聞く声

『地震は来る、来ると言うけど、自分が生きている間には

 たぶんこないよ!』

『もし巨大地震が来ても、政府が私たち国民を助けてくれる!

 その為に、高い税金を払っているんだ!』

南海地震は国難レベルです!!

国の年度予算の14倍の被害が発生すると予測されています。

その時、政府は国民を助ける事はできません!!

     自分の身は自分で守るしかないのです!!

 

耐震改修工事をしておくとどうなる?

新型コロナウイルスの感染が落ち着かない中で考えたくも

ありませんが、大地震はいつ起きてもおかしくありません。

耐震改修工事をしておくと家が倒壊することなく、安全に

外に避難することができます。 

また住宅の被害が少なくなり、被災後も避難所での生活ではなく

自宅で生活が可能になる場合があります。

 

実際に大地震が発生した後は、家を直すお金があっても

直してくれる職人さんがいないでしょう。

事前に耐震改修工事をしておくと、地元の職人さんに工事を

してもらえ、安く、早く、補助金を利用して工事が出来ます。

 

 

 

耐震診断・耐震改修には補助金制度があります!!

昭和56年以前に建てられた住宅には補助制度があります。

1)耐震診断【費用の90%を補助(上限10万円)】

  弊社では建物の耐震診断費用10万円(税別)でさせて頂いております。

  自己負担額=補助金9万円を差引いて 1万円(税別)

2)耐震改修【費用の50%を補助(上限90万円)】

   ※建物構造に依っては、補助を受けられない場合があります。

 

あなたのお家は、南海トラフ地震に耐えられますか?

まずは耐震診断をして、結果に依っては耐震改修工事を

早めにして、南海トラフ地震に備えておきましょう。

 

それではまた。

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